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イゼルローン要塞(The Iserlohn Fortress)は銀河帝国の軍事施設の一つ。 略歴 構造 戦火 歴代運営者一覧要塞司令官 駐留艦隊司令官 略歴 無益な出兵を戒める為にステファン・フォン・バルトバッフェル侯爵がイゼルローン回廊に叛乱勢力の攻勢をを防御拠点を築こうと主張したから始まり、様々な意見の末、第24代皇帝・コルネリアス・フォン・ゴールデンバウムの時代に出撃の拠点としてまとなる。宇宙歴763年、第24代皇帝・オトフリート・フォン・ゴールデンバウム(オトフリート五世)はセバスティアン・フォン・リューデリッツ伯爵を指揮官に任命し建設が始める。当初は5万隻を収容できる要塞を作る予定だったが、予定より建設費が嵩みすぎて予算不足に陥り、計画を大幅に縮小し、収容艦艇数を2万隻に減らしたり多くのフロアが工事半ばで放棄される等の処理をして宇宙歴767年に完成した。 構造 要塞は直径60kmの人工天体で、表面を耐ビーム用鏡面処理を施した超硬度鋼と結晶繊維とスーパーセラミックの四重複合装甲で覆っている。 同要塞の最大の目玉は出力9億2400万メガワットの要塞主砲・雷神の鎚。一撃で数千隻の艦船を消滅させる事も可能。 戦火 自由惑星同盟軍は第一次、第二次、第三次、第四次、第五次、第六次と6度にわたって攻略するも失敗し叛乱兵士の宇宙の墓場と称されていた。 歴代運営者一覧 要塞司令官 氏名 階級 任期(宇宙歴) 理由 クライスト 大将 不明 宇宙歴792年 第五次イゼルローン要塞攻防戦の責任による転勤 トーマ・フォン・シュトックハウゼン 大将 宇宙歴793年 宇宙歴796年 第七次イゼルローン要塞攻防戦で敗北し捕虜となる。 駐留艦隊司令官 氏名 階級 任期(宇宙歴) 理由 ヴァルテンベルク 大将 不明 宇宙歴792年 ハンス・ディートリッヒ・フォン・ゼークト 大将 宇宙歴793年 宇宙歴796年 第七次イゼルローン要塞攻防戦で戦死。
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登録日:2012/09/11(火) 15 20 57 更新日:2024/04/07 Sun 21 23 19NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 イゼルローン共和政府 イゼルローン要塞 トール・ハンマー 人工天体 大量破壊兵器 宇宙要塞 最後の砦 要塞 銀河英雄伝説 難攻不落 イゼルローン要塞とは、大河SF小説『銀河英雄伝説』作中に登場する架空の人工天体である。 概要 まず前提として銀河帝国と自由惑星同盟は航行不能宙域で勢力圏を分断されている。 しかし全く行き来が出来ないわけではなく、僅かに通り抜けられるトンネル状の宙域に築かれた通行可能な航路が二つ存在する。 片方のフェザーン回廊には帝国に臣従しつつ半独立状態を保つフェザーン自治領がある。 そしてもう片方のイゼルローン回廊内に帝国軍が築いた巨大な要塞がイゼルローン要塞である。 建造経緯 イゼルローン回廊にある恒星アルテナの周囲を公転する要塞で、直径60km、質量60兆tの巨大な人工天体である。 「イゼルローン回廊に難攻不落の軍事拠点を建設する」という構想は本編の百年ほど以前、ダゴン星域の会戦のあたりの時代にステファン・フォン・バルトバッフェル侯爵により唱えられていた(*1)。 しかし実際にその構想を具現化したイゼルローン要塞の建造が開始されたのはフリードリヒ4世の父オトフリート5世の時代の帝国暦454年からだった。 ちなみにこの時建設にあたったのはセバスティアン・フォン・リューデリッツ伯爵という人物だったのだが、彼はこの要塞の建設費用が予定よりも遥かにオーバーしてしまった責任を取らされ自殺するはめになっている。 後世「イゼルローン回廊は叛乱軍兵士の死屍をもって舗装されたり」と言われる程にまでなるイゼルローン要塞だが、最初にその犠牲となったのは皮肉な事に帝国の、しかも高位の人物だったわけである。 なおユリアン曰く「イゼルローンの完成は宇宙歴767年」だがこれは既にフリードリッヒ4世の時代(*2)なので、上の逸話は本当なら予算超過を責められたリューデリッツ伯は要塞の完成を見ることなく死去していることとなる。 スペック だがそれと引き換えに構築された設備・ハードウェアは凄まじい。 耐ビーム用鏡面処理を施した超硬度鋼と結晶繊維とスーパーセラミックスの複合装甲を有し、OVAやDNTでは某デススターとの差別化もあってか表面に流体金属の海とでも言うべき分厚い層を追加。 その表面は星々の光を映す、要塞でありながら独特の美しい天体となっている。 攻撃面では9億2400万メガワットの出力を持つ要塞主砲「雷神の鎚(トール・ハンマー)」を主軸に、 砲座 機銃座 ミサイルランチャー(OVAでは潜行可能な浮遊砲台) などを約1万ヶ所設置。 2万隻の艦船を収容できる宇宙港、巨大な整備ドックと兵器廠、穀物貯蔵庫が揃っており、尚且つ病院や学校、映画館、民間人の居住施設があり計500万人もの大都市を内包する。 「回廊を封鎖する」という目的から艦艇と違い自力で移動・航行する能力こそ持たないものの、補給なしで要塞単独でも長期間にわたり軍事行動の継続が可能である。 そんなイゼルローンであるが、その戦力は駐留艦隊と要塞守備隊とに指揮系統や配属が分かれ、双方の司令官には大将の階級にあるものがそれぞれ別個に任命される。 両者を統率する総司令官相当の職も置かれない彼らの仲は伝統的に良好なものではなく、要塞守備隊と駐留艦隊の将兵の仲も良いものとは決して言えない有様であった。 イゼルローン要塞攻防戦 難攻不落といわれるこの要塞がある限り同盟軍は帝国の領域に侵入出来ない、それ故同盟軍はこの要塞の攻略に全力を注いでおり過去に6度に渡って大規模な攻略作戦が展開したが、その悉くは帝国軍のなりふり構わない攻撃に撃退され数知れない犠牲を出してきた(*3)。 そして第7次イゼルローン要塞攻防戦にて、ヤン・ウェンリーが率いる新設の第13艦隊とローゼンリッターにより、緻密な知略と作戦で同盟側に被害が無く要塞を占拠することに成功する。 攻略後はヤンが要塞司令官と駐留艦隊を兼任して、同じく第13艦隊(ヤン艦隊)が駐留して帝国に対しての最前線拠点となった。 自由惑星同盟の手に落ちてから第8次イゼルローン攻防戦が行われた。 帝国軍は自軍の持つガイエスブルク要塞をワープさせてイゼルローン要塞との戦いに利用したが、ガイエスブルク要塞はトール・ハンマーで破壊され作戦は失敗する。 その後帝国軍がフェザーンを占領し、フェザーン回廊から一大戦力を同盟領に侵攻させる「ラグナロック作戦」作戦の際にはヤン艦隊の拘束を任されたロイエンタールが攻撃(第9次イゼルローン攻防戦)。 およそ三ヶ月の戦闘の末にラインハルト率いる帝国軍主力艦隊によるフェザーン回廊の制圧を知ったヤンは要塞を放棄、帝国軍の手に戻る。 だがさらにその1年後に、同盟と袂を分かち独立を宣言したエル・ファシル独立政府と協力関係となったヤン艦隊が再奪取に成功する(第10次イゼルローン攻防戦)。 ちなみにその内容は「わざと駐留艦隊を要塞から誘い出し、その上であらかじめ仕込んでおいたトールハンマーを封じるプログラムを起動させ、駐留艦隊が戻ってくる前に要塞の一部を占拠、トールハンマーを乗っ取り敵の戦意を挫き、かつ増援も来られないようにする」というもの。 「バックドア」「セキュリティホール」といった用語の広まった今となっては真新しさは薄いが、「銀河英雄伝説」は80年代に刊行し完結した作品であることを踏まえると、符丁という古典的手法の導入で明瞭簡潔にサイバー攻撃を描いた田中芳樹氏の手腕は見事といえる。 その後、「魔術師」ヤンが帝国の皇帝ラインハルト・フォン・ローエングラムとの会見に赴く折り、地球教(一種のカルト集団)の襲撃により死去。 エル・ファシル独立政府も解体された…が、ヤン艦隊はなおもイゼルローン要塞を本拠地とし帝国への抵抗を続け、民主共和制の旗を掲げ続ける事を決意し、イゼルローン共和政府を樹立。 皮肉にも銀河帝国の牙城だったはずのイゼルローン要塞が民主共和制の最後の砦となったわけである。 とはいえ言論の自由等を維持しつつも艦隊の上層部がそっくり共和政府の統治機構に収まり、またヤン個人への崇拝の傾向も有したため、民主共和制を目指す「暫定政府」とも「軍閥」とも言うべき組織なのだが…… その後第11次イゼルローン要塞攻防戦、そして帝国との事実上最後の戦いとなったシヴァ星域会戦後、イゼルローン共和政府によるバーラト星系(旧同盟の首都星ハイネセンを擁する星系)の自治を認める代わりに帝国側に返還される事となった。 同盟軍のイゼルローン要塞計画 実は同盟軍も、かつてこの地への要塞建設を検討していたことがある。 考案者はヤンに並ぶ同盟史上最大の英雄の一人、ブルース・アッシュビー提督。 彼は当時小規模な補給拠点程度しかなかったイゼルローン回廊の同盟側出口への大規模な要塞建設を構想したのである。 実際、初歩的ながら設計図を国防委員会に提出したことがあるようだ。 が、結局この計画は廃棄された。 自己顕示欲の強いアッシュビーは、地味な要塞での迎撃戦より、自らの指揮による艦隊決戦での勝利を求めたのである。そのため、宇宙艦隊の増強と引き換えにこの計画はお流れになった。 もし彼が要塞建設を実施していたら、歴史の方向性は間違いなく変化していただろう。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これと アルテミスの首飾りが二大チート兵器 -- 名無しさん (2013-12-11 19 52 39) グリリバがラインハルト演じたやつだと流体金属がなかった -- 名無しさん (2014-01-20 18 55 44) 作ったら経緯と 皇帝の名前も知りたかった -- 名無しさん (2014-01-20 18 59 23) ↑原作小説外伝5巻を見ると良い さてそれにしてもヤン提督とこの要塞を作った人はすごい ヤン提督はミッターマイヤーロイエンタールはおろかキルヒアイスラインハルトでさえ出来なかった(堕とさずに無力化出来る方法は知っていたが)ことをやってのけたのだ そしてイゼルローン要塞は作中ついぞ堕とされなかった正に最強の『概念』となったのだ -- 名無しさん (2014-02-18 18 17 25) ただ単に唯一の航路ってだけではなく要塞の周囲が荒れ狂う航海上の難所っていうのがポイント。狭さにより艦隊の行動が制限され、一定の範囲より外側に侵入すれば船が破壊される。イゼルローンの無敵たる所以だが、この理屈をつけるのに幾人ものファンが散っていったという。いまだにイゼルローン回廊がどのような場所なのか定説はない。 -- 名無しさん (2014-09-28 22 25 06) ゲーム版4では、フェザーン落とすのも自由だから、イゼルローン攻め回避できるんだよね。でもそうするとフェザーンからの情報が入ってこなくなって、敵の動きがわからなくなるという。(経験者は語る -- 名無しさん (2015-07-27 19 32 26) ヤマトで言うところの七色星団みたいに重力等の異常から長距離ワープは不可、経済航路としてはスエズやパナマ相当ってなイメージで見てるなあ -- 名無しさん (2016-08-14 21 48 18) 防衛力も込みだと個人的には中世のコンスタンチノープルって気がするけど。まあ、何にしてもこの要塞を作らせただけでもフリードリヒ4世の父ちゃんは名君って呼ばれる資格あるわ -- 名無しさん (2016-08-14 23 40 56) 回廊以外航行できないのは、回廊周辺全域が極めて狭い範囲の恒星の密集地帯(球状星雲同様かそれ以上にに恒星間で衝突が頻繁におこるレベル)の宙域だと想像してた。で、星雲間で奇跡的に道のようになっているのが両回廊なのかなーと。 -- 名無しさん (2016-10-11 10 38 59) 直径60km程らしいがその大きさでよく平均1000m -- 名無しさん (2016-11-03 19 06 42) の艦船16000隻も収容出来るな… -- 名無しさん (2016-11-03 19 07 10) 地下5キロ分のスペースだけでも戦艦級10万隻は余裕を持って収容出来るスペースはあると思うが。直径60キロって地表面積だけでも11300平米(北陸3県を足したほどの広さ)なんだし相当広い。 -- 名無しさん (2016-11-04 03 25 43) ↑その分戦艦も相当デカいぞ。帝国軍の巡航艦(主力で最も数が多い)が全長576m 全幅141m 全高144mだし(同盟側はもうちょっと小さいがそれでも戦艦大和より遥かにデカイ)。発射や整備のための隙間も考えると、10万隻とか無理でしょ。」 -- 名無しさん (2016-11-04 06 02 24) 一応計算してみた。要塞全体が、直径60kmだから半径30km、30の3乗*4/3*3.14=113040立方km。戦艦1隻の格納に要するスペースを分かりやすく1km立方の空間と考えると、要塞の2万隻を収容した場合はおよそ20000立方km、要塞全体のおよそ17%を占有する事になる。 実際にどのように格納されてるか分からんのであくまで参考だが。もうちょっと狭い空間でも十分格納出来そうだし、逆に通路とか考慮にいれてないし -- 名無しさん (2016-11-04 06 19 42) 私は平均0・5立方キロ(長さ2キロで横と高さ500m)で計算してたな。20000立法kmで4万隻計算。なのでスペース的には地表から5キロ分で10万隻でも行けると計算。まあ、あくまで地表から5キロを全部収納スペースにしたらだけども。 -- 名無しさん (2016-11-04 14 02 34) ちなみに、某スレでの計算のように、地表から3キロを外殻&防衛エリアと仮定して、その体積は33900立法m。その内側の2キロが13500立法km。全部が全部戦艦でもあるまいし、2万隻の艦隊くらいならこの2キロでも収納できそうと思ったり(足りないならその内側1キロを収納エリアに追加すれば7500立法km増えるから余裕だと思う) -- 名無しさん (2016-11-04 14 21 22) 3i/ -- 名無しさん (2017-06-20 22 19 05) 返還後はどうするのかな?共和政府との関係が悪化したときといっても、原作で言われてる通り、彼らが返還してもらったバーラトは攻めるに易く守るに弱い立地だから、すぐに鎮圧されるだろうし、もうお役御免で解体されるような気がするが……。 -- 名無しさん (2017-07-09 20 19 43) そりゃあ交易路維持に使うでしょ。フェザーン回廊メインっても、そこから遠い星はイゼルローン回廊使ったほうがいいだろうし -- 名無しさん (2017-07-09 21 49 58) ↑交易路維持ということは、海賊退治の拠点とかにするのかなぁ。 -- 名無しさん (2017-09-10 19 47 17) トールハンマーじゃなくてトウルハンマーじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2018-09-18 17 14 20) 荒らしとそれに関係するコメントを削除 -- 名無しさん (2019-02-27 16 58 50) OVAだとストローの中に詰まったボールって感覚で、恒星の周りを回っている雰囲気はなかったな -- 名無しさん (2019-03-13 06 17 57) エル・ファシル独立政府はともかくイゼルローン共和政府って交戦団体(正式な国家ないしそれに類するもの)として認められてるのかな?ぶっちゃけ法律的にはISIS辺りと同じく自称国家でしかないのでは? -- 名無しさん (2019-03-13 15 55 14) ↑どうだろうなぁ。ラインハルトは彼らとの交渉をもとうとしていたし、交戦団体として認めてるんじゃなかろうか。オーベルは合法的な人質で呼び出して処刑しようとしていたあたり、認めていなさそうだけど。 -- 名無しさん (2019-03-13 15 58 08) そもそも自由惑星同盟すら -- 名無しさん (2019-03-14 00 28 12) ミス。帝国では公式には反乱軍だから -- 名無しさん (2019-03-14 00 30 00) 法で縛るにしても何を主体する法で縛ればいいか分からんようなイレギュラーに塊になっちゃってるしな -- 名無しさん (2019-03-14 00 34 19) ゴールデンバウム朝時代は名目上は帝国が宇宙で唯一の国家と言いつつも、勢力の均衡ゆえに同盟やフェザーンを実質的に他国として扱っていたけれど、完全にパワーバランスが崩壊した本編後の世界ではいくら条約を結んでも皇帝が法に優先する限り民主共和制の存続は皇帝の気分次第でしかないわけだよね。ヒルダが存命中に立憲制を確立して君主の権限を制限できなければどうなることか -- 名無しさん (2020-10-01 00 58 14) 正直ヒルダが存命中に立憲制を確立するのは難しいと思う。そもそも帝国の人間にとって立憲制というか民主制は共産主義思想みたいなもんだし。まして銀河英雄伝説の世界の人間は民主制の自由惑星同盟が機能不全を起こした挙句帝国に滅ぼされるのを目の前で見てる訳だから。旧同盟領の人間ならともかく帝国の人間で立憲制を望む人間は少ないと思う。 -- 名無しさん (2020-10-01 04 31 50) あとヒルダはあくまでも皇帝ではなく摂政皇太后。云わばアレクサンデル・ジークフリード帝が成長するまでの中継ぎだから。少なくとも俺なら民力の回復を優先し急進的な改革は慎みアレクサンデル・ジークフリード帝の成長を待つな。 -- 名無しさん (2020-10-01 04 34 20) そのあたりは逆に帝国側もゴールデンバウム朝時代を知ってる世代だからこそ立憲制も可能とも言えるんじゃないかな。本編直後なら帝国の民衆も皇帝と貴族の横暴を知っていて、政府はそれを打倒した人達なわけだし、権力の暴走を防ぐと言う目的は理解されやすいと思う。立憲制は民主制ではなくあくまで皇帝を神聖視しない独裁制というだけだから抵抗も少ない気がする。むしろ、時間が経ってラインハルトとヒルダの善政に慣れた時代になってしまうと皇帝の権利を制限する制度が作りにくそう。そう考えると、民主主義のためには実はやはりトリューニヒトは死なない方が良かったのかもしれない。 -- 名無しさん (2020-10-01 07 44 46) ↑まぁ、そこはユリアンとアッテンボローが奮闘して、帝国の人々に民主主義の思想を植え付けてくれることを祈ろう。 -- 名無しさん (2021-08-06 18 47 49) 人口五百万人はインフラ設備や軍事設備との兼ね合いも考えると無理そうにしか思えない -- 名無しさん (2021-08-06 19 45 24) 帝国保有の他の要塞、レンテンベルグやガルミッシュあたりはどんなスペックしてるんだろうな。これらも主砲持ってるんだろうか? -- 名無しさん (2023-01-30 10 58 09) 名前 コメント
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イゼルローン要塞にはどれくらいの艦隊を格納できるか?
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登録日:2018/10/14 Sun 19 22 41 更新日:2023/12/01 Fri 01 57 14NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 イゼルローン要塞 ヤン・ウェンリー 奇術師 戦争 架空の戦争 第7次イゼルローン要塞攻防戦 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説の戦役 魔術師 第13艦隊、出動する 第7次イゼルローン要塞攻防戦とは、「銀河英雄伝説」の中で行われた戦役の一つ。 イゼルローン要塞は当時、帝国軍が築き上げた難攻不落の要塞として知られ、同盟軍は過去6度にわたり要塞の奪取をはかったが、悉く失敗に終わっていた。 7度目となるこの攻防戦は、同盟軍の若き天才・ヤン・ウェンリーが、艦隊司令官としての初陣を飾る一戦となった。 ●目次 【戦役に先駆けて】 【登場人物】自由惑星同盟軍 銀河帝国軍 【戦闘の経過】 【影響】 【メディアミックス作品ごとの変更点】OVA版 道原かつみコミック版 アニメ「Die Neue These」版 【戦役に先駆けて】 先のアスターテ星域会戦において、同盟軍は第4、第6の二艦隊をほぼ喪失するという甚大な被害をこうむったが、第2艦隊幕僚のヤンの機略により、完全な敗北という結果は免れた。 これに対し、統合作戦本部長のシドニー・シトレ元帥は、ヤンを少将に昇進させると共に、第4、第6艦隊の残存兵力と、新造艦艇を第13艦隊として再編し、その司令官に任命した。 その最初の任務としてヤンに与えられたのが、帝国軍のイゼルローン要塞を攻略せよというものであった。 この人事の意図として、帝国軍の侵攻拠点の要でもあるイゼルローン要塞を奪取することで、国境の安定を図るというものがあったが、また別の一面では、国防委員長を勤めていたヨブ・トリューニヒトと不和にあったシトレが、自身の立場を強化するためという政治的意図もあった。 宇宙暦796年/帝国暦487年4月27日、ヤンはシトレの命を受けて、艦隊司令官としての初陣に出撃する。 しかしその数は、一個艦隊の半数にも満たぬ6400隻、将兵70万名余りであり、またその構成も旧艦隊の残存兵力及び新造艦ばかりであったため、「寄せ集めの艦隊」と皮肉を飛ばされた。 【登場人物】 自由惑星同盟軍 ヤン・ウェンリー 少将。同盟軍第13艦隊司令官。旗艦はヒューベリオン。 シトレ、トリューニヒト両者の思惑を察した上で無理難題である要塞攻略を引き受けた。 この戦いが、後に彼を「魔術師」と呼ばせるきっかけとなる。 フレデリカ・グリーンヒル 中尉。副官。宇宙艦隊総参謀長ドワイト・グリーンヒル大将の一人娘。 8年前、14歳の時にエル・ファシルに滞在していた際にヤンに出会い、自分たちを救ってくれた「中尉さん」に一目ぼれしていた。 エドウィン・フィッシャー 准将。艦隊副司令官。アスターテ会戦時は第4艦隊所属。 「艦隊運用の名人」と評されており、ヤンより艦隊運用を一任された。 ムライ 准将。艦隊参謀長。 常識論を述べることで組織の秩序を守る役を担っており、「薔薇の騎士団」の信頼性の低さを述べている。 フョードル・パトリチェフ 大佐。艦隊副参謀長。 司令官の考えを将兵にわかりやすく伝達することで鼓舞する役を担う。 ワルター・フォン・シェーンコップ 大佐。帝国からの亡命者を中心に創設された白兵戦部隊「薔薇の騎士団(ローゼンリッター)」の第13代連隊長。 半個艦隊でイゼルローン要塞を攻略しようとするヤンに興味を示す。 シドニー・シトレ 統合作戦本部長。元帥。ヤンの士官学校時代の校長。 ヤンの才覚を評価していることが第13艦隊司令官抜擢の理由ではあるが、その一方で対立する先述のトリューニヒトのほかに宇宙艦隊司令長官ラザール・ロボス元帥らに対する軍内部の派閥抗争の面もある。 アレックス・キャゼルヌ 統合作戦本部長付次席副官。少将。ヤンの良き先輩である史上最強のデスクワーカー。 シトレの命令もあり艦隊人事や物資に加えてユリアンのために官舎警備を強化する(*1)まで幅広くヤンに協力する。 ちなみにこのとき第13艦隊の人事協力として「優秀な若手の副官が欲しい」と注文をつけたヤンにフレデリカ・グリーンヒルを紹介したのはキャゼルヌ。 ヤンに軍幹部の令嬢を送って困惑させてやろうという悪戯心だろうが、キャゼルヌもフレデリカの内心までは知らなかっただろう。 銀河帝国軍 トーマ・フォン・シュトックハウゼン 大将。イゼルローン要塞防衛司令官。 駐留艦隊司令官のゼークトとは仲が悪い。 ハンス・ディートリッヒ・フォン・ゼークト 大将。イゼルローン要塞駐留艦隊司令官。旗艦はグルヴェイグ。 典型的な軍事ロマンチシズムを重んじる軍人。 パウル・フォン・オーベルシュタイン 大佐。ゼークトの副官。 ヤンの意図を見抜いてゼークトに意見を具申するが、悉く無視される。 レムラー 中佐。司令室警備主任。 アニメでは出番が増やされている。 【戦闘の経過】 過去のイゼルローン要塞攻防戦の戦果から、「要塞を外部から攻略することは不可能」と考えていたヤンは、要塞を内部から占領し、機能を掌握する作戦を立てる。 その実行役として選ばれたのが、帝国軍からの亡命者で構成され、同盟軍最強と謳われた陸戦部隊「薔薇の騎士団」。 しかし同盟軍の中には旧帝国軍である彼らを訝しむ者も多く、彼らがいつ裏切って帝国につくとも限らないと唱える者も多くあった。 なにしろ薔薇の騎士団の歴代連隊長12名のうち半数の6名が帝国軍に逆亡命。しかも中には戦闘中にやらかした者もいるという重い事実があるのだ。 近い出来事としては第11代連隊長リューネブルクが逆亡命に走っており、後の戦場で第12代連隊長ヴァーンシャッフェを戦死させている。 シェーンコップはこの2人に続く第13代目の連隊長だが かつて不吉とされていた13という数字(13代目の連隊長/第13艦隊)。 圧倒的戦力差かつ監視困難な状況からくる寝返りの可能性。 女性関係の広さが有名なシェーンコップの模範的とは言い難い私生活。またリューネブルクはかつての上司でシェーンコップも逆亡命という手法は肌で知っている。 といった点からヤン艦隊の中にも作戦の疑念・不安の声を上げる者は少なくなかった 薔薇の騎士団が裏切れば同盟軍が全滅の道を辿ることは火を見るよりも明らかだったが、ヤンはそれでも連隊長であるワルター・フォン・シェーンコップを他に手段がないため信用し、シェーンコップもまたヤンの信用する理由等も含めて意図に賛同し、作戦の実行役を担うこととなる。 5月14日、ヤンはイゼルローン駐留艦隊を誘い出すため、偽の救難信号を発信する。 この報を受けたイゼルローン要塞は、ゼークト率いる駐留艦隊を、索敵の意図も含めて全軍出撃させる。 この時、ゼークトの副官であるオーベルシュタインは、この救難信号が罠である可能性を考え出撃を断念するよう上官に具申するが、聞き入れられることは無かった。 一方、駐留艦隊が出撃したイゼルローン要塞に、帝都オーディンからの「重要な連絡事項」を預かったという帝国の連絡艦艇が、敵の追撃を振り切りながら要塞へとやってきた。 艦艇の指揮官はフォン・ラーケン少佐と名乗り、「同盟軍がイゼルローン回廊を無傷で通過する手段を得ている」情報を握っており、それを要塞司令官に伝えるためにやってきたと述べた。 シュトックハウゼンに一刻も早い面会を求めるこのフォン・ラーケン少佐こそ、帝国軍人に変装したワルター・フォン・シェーンコップその人であった。 シュトックハウゼンのもとに到着したシェーンコップらは、即座に正体を現してシュトックハウゼンを人質に取る。 シェーンコップの部下がゼッフル粒子を散布したことでシュトックハウゼンは降伏を余儀なくされ、イゼルローン要塞は同盟軍第13艦隊の手に落ちた。 ほぼ同時期に、救難信号が罠だと気付いたイゼルローン駐留艦隊は、急ぎ要塞へと引き返すが、これに対しヤンは「要塞内で兵士の叛乱が起きたが、既に占領した」と偽の情報を流す。 ゼークトはこの報を受けて即座に艦隊をイゼルローンへ引き返させる。この時、敵の意図を見抜いたオーベルシュタインが再度ゼークトに通信の危険性を説くも無視され、ついにオーベルシュタインは上官を見限って単身シャトルで脱出する。 駐留艦隊が要塞の近くまで戻ってきた時には既に要塞は同盟軍の手に落ちており、帝国軍は"雷帝の槌(トールハンマー)"2撃により、甚大な被害を被る。 その様子を、シェーンコップから「一方的な虐殺」と指摘されたヤンは、残存する帝国軍に降伏と「逃亡」を呼びかけるが、軍事ロマンチシズムに染まったゼークトは勧告を一蹴し、全軍に玉砕覚悟の突入を命じる。 「武人の心」だって? こんなやつがいるから戦争が絶えないんだ! 敵の旗艦を識別できるか?それを集中して狙え。これが最後の砲撃だ…! その主張はヤンを激怒させ、3度目のトールハンマーをゼークトの旗艦に照準を絞って発射。 ゼークトと随行する千隻程度の艦艇を文字通り「消滅」させた。 司令官を喪った帝国軍の残存艦艇は敗走し、ヤンは味方を一隻たりとも失うことなく、イゼルローン要塞の占領に成功した。 【影響】 「イゼルローン要塞陥落」の知らせは、帝国軍中枢に激震を走らせ、当時の皇帝フリードリヒ4世は、国務尚書のリヒテンラーデ侯爵に説明を求めた。 帝国軍三長官は揃って辞表を提出したが、同時にイゼルローン駐留艦隊の唯一の生存者であるオーベルシュタインに、任務放棄と要塞失陥の全ての責任を負わせようとした。 それを見越したオーベルシュタインは、ラインハルト・フォン・ローエングラムに自らを売り込みに行き、その才覚を買ったラインハルトによって免責とされている。 ヤンは、その鮮やかな手腕による戦果から、「奇跡のヤン(ミラクル・ヤン)」「魔術師ヤン(ヤンザマジシャン)」と称され、一躍自由惑星同盟のスターとなった。 シトレは「この作戦が成功すればイゼルローン要塞の武力を背景に帝国と和平協定を結び、つかの間ではあっても有意義な平和が到来する」と期待したが、結果としてこの戦果は同盟軍最高評議会に勢いを与え、「帝国領侵攻作戦」へと発展してしまうのである。 【メディアミックス作品ごとの変更点】 OVA版 原作との最大の違いは、シェーンコップによる要塞制圧時に、シュトックハウゼンの部下であるレムラー中佐が起こした、要塞機能の一時凍結である。 これにより、要塞の中枢コンピュータを武力制圧する必要が出たため、原作よりも占領に時間がかかることとなってしまった。 この時、駐留艦隊も囮に気付いて引き返し始めていたため、ヤンはイゼルローンに肉薄しながら、ゼークトに「要塞は既に占拠した」と偽の情報を流し、少数艦隊であることを活かして要塞内に主力部隊が既に入港していると見せかけていた。 また、駐留艦隊へのトールハンマー発射も2回のみで、1回目の発射→シェーンコップの指摘と降伏勧告→降伏拒否と突入開始→2回目の発射でゼークト消滅という流れとなっている。 道原かつみコミック版 シェーンコップがシュトックハウゼンを人質にして牽制しつつ、帝国軽巡航艦内で待機していたリンツ率いる装甲擲弾兵部隊がメインシステムを抑える展開になっている。 ヤンは要塞内部の資料から内壁の薄さを見抜いており(*2)、リンツの部隊は軽巡主砲と強襲揚陸艦で内壁を破り宇宙港から内部に侵入。 混乱する帝国兵の中にゼッフル粒子を散布し、火器を封じた上で白兵戦で突き進んでいく。 追い詰められた帝国軍はサブシステムに切り替えて時間稼ぎをしようとするが、薔薇の騎士団はこれも想定内であり逆にシステムに細工しやすくなったと喜ぶ。 要塞機能を抑えた薔薇の騎士団は空調から催眠ガスを流し、難攻不落のイゼルローン要塞の無力化に成功したのであった。 またシェーンコップが偽称するラーケンの階級が少佐から大佐に変更、 レムラー中佐の名前が出ない(「シュトックハウゼン閣下は死を恐れない!人質の意味はないぞ!!」と豪語する帝国士官はいる)、 ヤンが薔薇の騎士団の起用をキャゼルヌに伝えると「あの問題集団を使うのか!?」と驚いており、キャゼルヌも良い印象は持っていなかった様子など、 細部に道原コミック版独自の描写がある。 アニメ「Die Neue These」版 フォン・ラーケン少佐に扮したシェーンコップが、シュトックハウゼンと面会する前に、レムラー少佐からIDチェックを受けている。 この時、レムラーはフォン・ラーケンを怪しんでわざと「IDを認識できない」(*3)として、彼らの正体を暴こうとした。 睨み合う2人だったが、結局しびれを切らしたシュトックハウゼンがID認識を無視して面会を求めたため、結局要塞は占拠されてしまった。 beforカストロプ動乱 nextアムリッツァ星域会戦 追記や修正する部分がありましたらよろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これオーベルシュタインが指揮権持ってたら負けてたんだよな……舞台版の「オーベルシュタインはヤンの意図を完全に読んでおり、利用するためにわざと怒らせるような言い方をした」という解釈は面白かった -- 名無しさん (2018-10-14 21 18 51) 余りにもヤンが鮮やかに勝ち過ぎて、その後の同盟滅亡にも繋がった作戦。まあ滅亡は遅かれ早かれ…の話かもしれんけど。 -- 名無しさん (2018-10-15 22 34 23) 失敗していた方が同盟的には良かったな。ヤンも引退できてたろうし -- 名無しさん (2018-10-21 13 41 59) 名前 コメント
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登録日:2020/04/18 Sat 06 33 45 更新日:2023/04/12 Wed 16 40 45NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 イゼルローン要塞 ユリアン・ミンツ 戦争 架空の戦争 第11次イゼルローン要塞攻防戦 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説の戦役 一戦交えましょう、帝国軍と 第11次イゼルローン要塞攻防戦とは、田中芳樹のSF小説『銀河英雄伝説』内で起きた戦闘の一つ。 ●目次 【背景】 【登場人物】◇新銀河帝国 ◇イゼルローン共和政府 【以下、作戦行動の内容とその経過】◇緒戦 ◇イゼルローン要塞周辺宙域での戦闘 【影響】 【背景】 ヤン・ウェンリーの死後、イゼルローン要塞にわずかに残った民主共和主義者たちはイゼルローン共和政府を樹立。 銀河帝国にはほとんど無視されるような形で小さな政府機構を維持していた。 しかし、宇宙暦801年に入り旧同盟領における経済混乱に伴って反帝国的な風潮が高まると、帝国軍はイゼルローン共和政府をその間接的原因と目し、対イゼルローン主戦論が唱えられ始める。 一方で抑圧される民主共和主義者側も英雄ヤン・ウェンリーを継ぐイゼルローン共和政府に期待を寄せ、しばしば救援を求めていた。 加えて、前年のロイエンタール元帥の叛乱事件において、イゼルローンがメックリンガー艦隊の回廊通過を容認したことで、支持者である旧同盟市民の中にはイゼルローン共和政府への猜疑(イゼルローンは自分たちを見捨てるつもりなのではないか?というもの)が育ちつつあった。(もっとも、この一件は首脳たるユリアンの高い戦略的センスを示すことにもなったのだが) これらの情報を受け、イゼルローン革命軍司令官ユリアン・ミンツ中尉は帝国軍と一戦交え勝利することを決意。 「巨象が薄氷を踏むよう」と評されたイゼルローン軍初の軍事行動が開始された。 【登場人物】 ◇新銀河帝国 アウグスト・ザムエル・ワーレン 上級大将。ワーレン艦隊司令。艦隊旗艦は火竜(サラマンドル)。 旧同盟領側指揮官。配下の諸将がイゼルローン軍を侮っているのを見て窘めるが、敵の司令官が地球教討伐作戦で出会った若い「フェザーン商人」だとは想像すらできなかった。 ヴァーゲンザイル 大将。ヴァーゲンザイル艦隊司令。艦隊旗艦はバレンダウン 帝国本土側指揮官。連戦連勝の奢りからか、イゼルローン軍のことを『捨犬』『しつけが必要』と呼び侮っていた。 ◇イゼルローン共和政府 ユリアン・ミンツ 中尉。イゼルローン革命軍指令官。艦隊旗艦はユリシーズ。 帝国との修好と共和主義者の鼓舞を天秤にかけた末、ラインハルトの性格「貴重なものなら命がけで守れ、あるいは奪ってみろ(Byシェーンコップ)」を踏まえ、一戦交えることを決断する。 ワルター・フォン・シェーンコップ 中将。イゼルローン要塞防御指揮官。 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ 上級大将。イゼルローン革命軍分艦隊司令官。旗艦はヒューべリオン。 上記の「巨象が薄氷を踏むようなもの」の評価は彼のもの。 ダスティ・アッテンボロー 伊達と酔狂で革命戦争に参加していると豪語する、革命軍の副司令官。階級は中将。宇宙最強の台詞「それがどうした!」が口癖。本来の乗艦はマサソイトだが、今回はユリアンの補佐役としてユリシーズに乗艦。 上記の通り、ヴァーゲンザイルの自分たちをなめきった罵詈雑言を傍受して激おこ。「俺たちを何だと思っている」にポプランが追い打ちをかけたことに、「よく自分たちの悪口がそれだけ言えるな」とあきれる一幕も。 オリビエ・ポプラン ご存じ女好きの撃墜王。階級は中佐。 馬鹿にされて激おこのアッテンボローに「宇宙の恥さらし」「平和と統一の敵」「血迷った叛逆者」「首に縄をかけて白刃の上でダンスしている血まみれのピエロ」「明日の死を考えもしない楽天主義の純粋培養物」と追い打ちをかけた。さらに、アッテンボローが「よく自分たちの悪口をそれだけ言えるな。それは俺たちの悪口だろう?」と言われた時には「ええ、『あなたたちの』悪口ですよ(=自分は入っていない)」と返した。 カーテローゼ・フォン・クロイツェル 空戦隊員にしてユリアンの嫁。階級は伍長。 帝国軍に対し戦うか否かを迷うユリアンに対し、「司令官として認めたときに皆が指示に従うと決めている」「今遠慮なしに決めることこそ期待に応える唯一の道」だと言い、はっきり決断することを後押しした。 【以下、作戦行動の内容とその経過】 ◇緒戦 イゼルローン革命軍が意表をついて帝国本土側へ進撃を開始したことは帝国軍の察知するところとなり、2月7日には旧同盟領側に布陣していたアウグスト・ザムエル・ワーレン上級大将に急報が齎される。 翌8日には旧同盟領からワーレン率いる15600隻の艦隊がイゼルローン回廊へと進撃を開始した。 2月12日4時20分、イゼルローン革命軍6600隻は回廊の帝国側出入口付近に達し、同方面の警備に当たっていたヴァーゲンザイル艦隊8500隻と対峙。 間に2.9光秒、87万kmの距離を取って両軍は停止。その15分後、両軍の開戦指令によって戦闘が開始された。 戦闘は一時間以上にわたって一進一退を繰り返したが、両軍の発艦させた戦闘艇部隊のドッグファイトは全く異なる様相を呈した。 オリビエ・ポプラン中佐の指揮するスパルタニアン隊は出撃240機のうち喪失わずか16機、対するワルキューレの損失は104機に上り、キルレシオ6.5倍に達する圧倒的勝利を飾った。 5時40分、イゼルローン革命軍は徐々に後退を開始。6時30分に至り、帝国軍はイゼルローン革命軍を追い完全に回廊への突入を果たす。 このとき帝国軍はすでに秩序を崩しつつあったが、ヴァーゲンザイルは並行追撃によって“雷神の槌(トールハンマー)”を封じる形でイゼルローン要塞に迫ることを企図していたため、あえて艦列を立て直す必要を認めなかった。 ◇イゼルローン要塞周辺宙域での戦闘 イゼルローン革命軍は二日に渡る退却戦によって帝国軍をイゼルローン要塞へと誘引し、ヴァーゲンザイル艦隊に呼応して旧同盟領側から侵入するワーレン艦隊の動きとタイミングを合わせつつ、緻密かつ巧妙に“雷神の槌(トールハンマー)”の射程内へと引き込んだ。 これに気付いたヴァーゲンザイルはすぐさま全力退却を指令。恐慌状態に陥ったヴァーゲンザイル艦隊は一挙に秩序を乱した (OVA版ではイゼルローン軍が出鼻をくじく形で攻勢に出て混乱させた後、トールハンマーが発射され、壊乱状態になっている)。 対してイゼルローン革命軍はそれを放置し、ワーレン艦隊との戦闘に突入。包囲を試みた帝国軍に対し数において大きく劣るイゼルローン軍は早々に後退する。 これを見たワーレンは、ヴァーゲンザイル艦隊の撤退を援護するため、“雷神の槌(トールハンマー)”のエネルギー充填の隙を衝いて一挙に射程内に侵入、要塞に肉薄すべく艦隊を猛進させた。 だが、ワーレン艦隊の先頭部隊が全速力で“雷神の槌(トールハンマー)”の死角に入りかけた瞬間、要塞至近に潜んでいたイゼルローン革命軍の小部隊が帝国軍側面九時方向から急襲し、ワーレン艦隊の進撃を阻止する。(後述しているが、この艦隊はヴァーゲンザイル艦隊からは発見できていたが、退却に必死だったせいもあり報告されていなかった) これはユリアンの本隊に先立って出撃していた、ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ提督の指揮する分艦隊による攻撃であり、ワーレンはこの奇襲攻撃をよく防いだが、その位置はすでに“雷神の槌(トールハンマー)”の完全な射程内であり、ワーレン艦隊は全力をもって射程内から退却せざるを得なかった。 2月14日20時15分、イゼルローン要塞防御指揮官ワルター・フォン・シェーンコップ中将が“雷神の槌(トールハンマー)”の第一射発射を命令。 さらに200秒後の第二射により、数千隻の帝国軍艦艇が消滅するに至る。ヴァーゲンザイル艦隊の戦場離脱を待ったワーレンは20時45分に撤退を下令し、21時40分には完全に撤退。 戦闘はイゼルローン共和政府の勝利に終わった。 【影響】 この戦いはヤン・ウェンリーの死後初めての民主共和主義勢力の勝利であり、政治的にはイゼルローン要塞が今なお民主共和政治の牙城として健在であることを示すものだった。 帝国軍は報道管制を敷いて敗北を伏せたが、イゼルローン軍のバグダッシュ大佐やフェザーンの自由商人ボリス・コーネフの宣伝工作もあり、2月下旬には旧同盟首都ハイネセンにまで情報が達し市民を歓喜させた。(作中の記述によれば、この勝利を受けて、旧同盟領全域に、ヤンの名前を冠した抵抗組織がいくつも結成されたらしい) 半壊したワーレン艦隊はその興奮と衝突することを避け、一時ガンダルヴァ星系に駐留している。 いっぽう銀河帝国側は未だ混乱する旧同盟領への対処が急務となり、また帝国軍としては力量さだかでなかったイゼルローン革命軍司令官ユリアン・ミンツの指揮能力を初めて認識することとなった。 しかし軍の最高幹部が懸念を抱いたのは、むしろ帝国軍内部の体制に対してだった。 帝国軍首脳としては、善戦したワーレン上級大将に対し帝国本土側を預かるヴァーゲンザイル大将の指揮は劣ったものと判断せざるを得ず(実際の指揮の他にも、ヴァーゲンザイル艦隊からは索敵できていたメルカッツ艦隊の存在をワーレン艦隊に報告していなかったことなどもあげられる)、上級大将以上の艦隊司令官の能力に大将以下の能力との格差の問題が存在することを再認識させられる結果となった。(ウォルフガング・ミッターマイヤー元帥の有能な副将格であるカール・エドワルド・バイエルライン大将も、まだ経験と識見を積む必要がある、と語られている。もっとも、後進が育つまで第一線を維持する必要がある上級大将以上の面々はまだ戦い疲れてはいなかったが) 帝国によるイゼルローン共和政府への実際の対処としては、皇帝ラインハルトが戦闘4日後の2月18日にハイネセンへの親征を表明。 これは翌日の皇帝発熱により延期されたが、2月25日、軍務尚書パウル・フォン・オーベルシュタイン元帥が皇帝の全権代理としてハイネセン赴任と秩序回復を命じられ、翌26日にはナイトハルト・ミュラー、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト両上級大将が実戦指揮官として補佐につくよう人事が発令された。 この人事は結果としてハイネセンにさらなる動乱を呼び、銀河の趨勢は5月末のシヴァ星域会戦へと雪崩れ込むこととなる。 before第二次ランテマリオ会戦 nextシヴァ星域会戦 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いきなり旧同盟領の掌握に失敗してる帝国がしょっぱすぎる -- 名無しさん (2020-04-18 19 15 07) ↑いや、ロイエンタール時代はグエン・キム・ホア広場事件なんかもあったけど、基本安定していた。不安定になったのはロイエンタールの反乱が尾を引いて立ってことでしょう -- 名無しさん (2020-04-19 09 15 41) この防衛戦での勝利を見て、ユリアンを見限って出て行った元ヤン艦隊の将兵が戻ってきてくれれば、シヴァでもう少し楽な戦いができたのに、と思ったけど、やっぱり帝国の監視が厳しかったり、今の生活が安定していたり、行くための艦も帝国に処分されていたりで無理だったんだろうなぁ(´・ω・`) -- 名無しさん (2020-04-19 09 19 11) 名前 コメント
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登録日:2020/03/23 Mon 17 40 14 更新日:2023/11/04 Sat 17 11 17NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 イゼルローン要塞 並行追撃 味方撃ち 戦争 架空の戦争 第5次イゼルローン要塞攻防戦 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説の戦役 第5次イゼルローン要塞攻防戦は、『銀河英雄伝説』において描かれた戦役の1つ。外伝第5巻『黄金の翼』に収録。 銀河帝国と自由惑星同盟を結ぶほぼ唯一の道、イゼルローン回廊。そこに築かれたイゼルローン要塞は帝国の守りと出撃の要であり、同盟軍はそこを攻略せんとして4度に渡り敗退を繰り返してきた。 その「不名誉な記録」を中断させるべく、当時の宇宙艦隊司令長官であったシドニー・シトレ大将は、とある秘策をもって5度目の正直を果たさんと攻略作戦に乗り出す。 宇宙歴792年/帝国歴483年5月のことであった。 【両軍の陣容】 自由惑星同盟軍 総艦艇数51,400隻。後述する帝国軍艦隊の4倍という、要塞攻略の基礎に則った大兵力を動員した。 総司令官はシドニー・シトレ大将。他に名の挙げられた前線指揮官には、当時第四艦隊司令官であったドワイト・グリーンヒル中将、第五艦隊司令官(と思われる)アレクサンドル・ビュコック(階級不明)がいる。また、当時少佐であったヤン・ウェンリーはシトレの幕僚として配属されている。 銀河帝国軍 艦艇数は13,000隻と数の上では圧倒的に劣るが、多数の防御施設を持つイゼルローン要塞に、その切り札である超出力ビーム砲「トゥールハンマー」を擁している。 要塞司令官と駐留艦隊司令官はクライスト、ヴァルテンベルク両大将。イゼルローン要塞の伝統に則り彼らもまた不仲であって、3時間に及ぶ軍議(という名の罵り合戦)を経て、常通りの作戦案を採用。 当時少佐のラインハルト・フォン・ローエングラムと、中尉であったジークフリード・キルヒアイスは駐留艦隊の駆逐艦「エルムラントⅡ」の艦長および副官として参戦。ちなみに、後年部下となる査閲次官のヘルムート・レンネンカンプ大佐とはこの辺りの時期に知り合っている。 【戦闘の経過】 開戦 5月4日にエルムラントⅡら哨戒艦が接近する同盟軍を捕捉。その2日後、イゼルローン要塞全面に布陣した帝国軍の一斉砲撃により、戦いの火蓋は切られた。兵力差もあり、帝国軍はしばらく抗戦したのち後退を始めるが、それも帝国軍にとっては既定の行動であった。 要塞主砲であるトゥールハンマーの直撃を防ぎうるハードウェアは当時の両軍には(というか物語を通して)存在しなかった。トゥールハンマーに晒されたが最後、艦隊に敗退以外の道は無い。 その為帝国軍としては、駐留艦隊によって同盟軍を引きつけ、トゥールハンマーの射程まで誘き寄せてしまえば、後は発射ボタン1つでDas Ende(終わり)なのである。過去四度に渡りその戦法は用いられ、同盟軍の艦隊は宇宙の塵と化していった。 五度目もまた、後退した帝国軍に追いすがる同盟軍が雷神の槌に叩き潰されるかに思われた。 ところが……。 並行追撃 「全艦、全速前進!敵の尻尾にくらいつけ!」 帝国軍が後退するタイミングを見計らい、同盟軍が一気に増速、これによって両軍は乱戦の様相を呈した。 つまり接近戦となって敵味方の艦艇が入り乱れることにより、味方までも消滅させかねないトゥールハンマーは実質使用不可能となったわけである。有効であった手を使い続ける、敵の隙に乗じたシトレの秘策"並行追撃"であった。 「邪魔だ!どけ、役たたず!」 敵味方合い乱れる状況では要塞による砲撃すら狙いが定まらない。 乱戦状態のまま要塞への侵入を図る同盟軍と、どうにか敵を引き離したい帝国軍の艦隊と要塞の各砲台。単座式戦闘艇を交えた、史上類を見ない激烈な接近戦が繰り広げられた。 なお、ラインハルトは敵の並行追撃を可能性の一つとして予見しており、エルムラントⅡは敵巡航艦の撃沈を手土産にさっさと帰還していたため、乱戦に巻き込まれず無事であった。 無人艦突入作戦 とはいえイゼルローン要塞は堅固な防壁によって守られているため、艦艇の武装で破ることはほぼ不可能である。そこでシトレが用意したとどめの一撃こそ、"無人艦突入作戦"であった。 無人艦にウラン238ミサイルと液体ヘリウムを満載し、それを衝突させることで、爆発と艦の質量によって要塞外壁を破壊してしまおうというものだ。 これは多大な成果を挙げ、難攻不落のイゼルローン要塞を物理的に次々と破壊していく。「要塞の厚化粧がはがされた」瞬間である。ついに、同盟軍五度目の正直が実現するかに思われたが……? 終局、同盟軍敗退 (馬鹿な……この要塞が、イゼルローン要塞が落ちる……!?) (よりによってこの私が司令官の任にある時に……! そんなことがあってたまるか!) 「トールハンマー発射用意!」 「しかし、閣下! それでは味方が!?」 「かまわぬ! ……いや、やむをえぬ。大義の前だ」 何と進退窮まったクライストはトゥールハンマーの発射を指示。禁忌たる味方撃ちすらも行う決意を固めたのである。 イゼルローン要塞失陥が与える戦略的影響、1 4という兵力差による味方の犠牲の正当化、そして敗北の責任を逃れたいクライストの個人的感情の三者が合わさり、雷神の槌(トゥールハンマー)は振り下ろされた。 一度目の斉射が両軍を諸共に消し飛ばすと、たちまち恐慌に陥った同盟軍は雪崩を打って後退。それは帝国軍との乱戦状態が解消されることであり、作戦の失敗そのものを意味するものであった。 「ヤン少佐、全軍に退却命令をだしてくれ。私はどうやら、不名誉な記録の樹立に貢献してしまったようだ……」 【結果】 攻略まであと一歩のところまで迫りながらも、同盟軍の作戦は失敗に終わり、イゼルローン要塞を中心とする戦略的状況に変化が生じることはなかった。 ただシトレの作戦が戦術的にきわめて洗練されたものであるのは確かで、もう少しのところまで敵を追い詰めた功績もあわせ、後にシトレは統合作戦本部長に任命されることとなる。 【余談・考察】 クライストの味方撃ちが、帝国軍首脳部では正悪どのように判断されたのかは不明。ただいずれにしても非常事態の最終手段扱いではあるようだ(公認 明言されたら駐留艦隊のサボタージュどころの話ではあるまい)。 「要塞守備隊と駐留艦隊は反目しながらも夥しい戦果をあげてきた」という一文が作中にある。今回の戦い、味方撃ちというとんでもない命令でも、砲手にとって仲の悪い駐留艦隊相手故に罪悪感が緩和されているらしい描写があり、反目しているが故の「夥しい戦果」に数えられている可能性がある。 先述した通り、(戦略的には全く正しい)4倍という兵力が結果的に同盟軍敗北のきっかけの一つとなってしまっている。ヤンは幕僚としてその危惧を口にしていたのだが、2年後の第7次攻防戦では半個艦隊という数の少なさが作戦の成功に繋がっている(OVA版)。ヤンとしては好ましからざる対比であったことだろう。 現実での"並行追撃"とは、敵の退路に並行する別の道から敵を追撃する戦法である。今回の作戦は、日本においては"付け入り"と呼ばれる戦法に近い。 「キルヒアイス、おまえはこれからもずっと追記、修正してくれるな」 「ええ、ラインハルトさま」 beforeエル・ファシルの奇跡 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 原作であったかは忘れたが、漫画版で「選挙が近いから攻めてくるんだろう、何のことか知らんけど」と帝国兵士が言っているのが印象深かった。選挙という言葉を知らないのに驚くのと、たかが選挙の人気取りのために難攻不落の要塞を攻めさせ何万という兵を無駄死にさせる同盟政府の狂いっぷりに恐怖した -- 名無しさん (2020-03-23 20 06 38) ↑黄金の翼は元々道原さんの漫画用に書き下ろした話なので小説より漫画が先なんですよね。 -- 名無しさん (2020-03-23 22 39 17) ↑2 帝国でも選挙的な行為が全く無いとは思えないけど、選挙という言葉は根絶されてるのかね。『1984年』のニュースピークみたいに。 -- 名無しさん (2020-03-23 23 07 01) クルムバッハ少佐に対しての毅然とした態度が作中でのレンネンカンプの全盛期。↑3たかが選挙とはいうが、民主国家である以上、選挙が国の舵取りを決める最大のイベントなんだから仕方ないね。同盟の世論も反帝主戦が主流で、シトレやヤンみたいな講和派は傍流みたいだし。 -- 名無しさん (2020-03-23 23 16 12) ↑それは分かるんだけど、四度も攻め入ってどれも夥しい死者を出した大敗北しているのに、支持率のため躊躇なく兵士を差し向け死地に立たせる神経が怖い。長い戦争で国が疲弊しきってるのに国民も主戦論のイケイケなのが怖い通り越して気持ち悪く感じちゃうんだな -- 名無しさん (2020-03-24 00 06 28) ↑悲しい事だが人間は基本的に戦争が好きなんだ。嫌いなのは負け戦だけ。その点を誤魔化そうとしている限り戦争は無くならない -- 名無しさん (2020-03-24 01 15 38) 支持率が落ちたら出兵して国威高揚というのを繰り返してたら、いつの間にか主戦論が主流になって出兵しなきゃ支持率落ちるようになったんだろうと思う。国民も自分たちが苦しいのは帝国に喧嘩を売り続けてるからなのに、帝国は悪という固定観念のせいで出兵をやめればいいという発想にならない悪循環 -- 名無しさん (2020-03-24 22 40 30) 困ったことに帝国も恒例行事のように侵入して来るから、主戦論を抑えられなかったんだろ。亡命貴族のコネで交渉できればよかったんだろうけど、地球教が邪魔するしなあ -- 名無しさん (2020-03-24 23 18 01) ゴールデンバーム王朝自体が、民主主義の根絶を掲げた国家革新同盟って民主主義によって選ばれた政党が前身なのがなんとも -- 名無しさん (2022-08-06 08 29 32) 交渉って可能なんですか?障害者と有色人種を根絶し、民主主義者って何百年もサジタリウス腕に奴隷狩りに来る連中が外交に応じるとか疑問なんですが…主戦派が地方自治体の過半数を占めてても致し方ないかと -- 名無しさん (2022-08-06 08 50 36) 一番最初に交渉拒否したの、同盟側なんですが……まあ「臣従しろ(自治領的な扱い?)」ってのを交渉というのかは疑問だが。銀河連邦成立以来数百年、自国以外の対等な国家って概念を誰もが忘れてる世界だし。 -- 名無しさん (2023-01-04 12 29 18) 1,5,6,7,11↑前記事「エル・ファシルの奇跡」を読め -- 名無しさん (2023-09-19 08 15 17) 戦略的にも正しく、戦術的にもほぼ完勝同然だったのに、敵側の個人的な感情やエゴまでは計算外だったと。 -- 名無しさん (2023-09-19 11 39 45) 名前 コメント
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宇宙暦796年5月、ついにイゼルローン要塞攻略が 開始された。ヤンは内部からの要塞攻略を目論み、 薔薇の騎士連隊を要塞に潜入させようとするが・・・・・・。 05-1 イゼルローン要塞 帝国-同盟間をつなぐ回廊に建設された 要塞イゼルローンは、過去6度にわたって 同盟軍の攻撃を撃退し、 難攻不落と謳われていた。 行動:-3 資金:+26 獲得経験値:+6 大成功条件:第十三艦隊誕生(サポート) 報酬品:巡航艦/同盟 05-2 潜入、薔薇の騎士 ヤンは帝国兵に扮した薔薇の騎士連隊を イゼルローンへと派遣した。内部からの攻略、 それがヤンの選んだ策であった。 行動:-4 資金:+36 獲得経験値:+8 大成功条件:悪名高き連隊(サポート) 報酬品:陸戦兵 05-3 ヤンの罠 潜入に成功したシェーンコップら 薔薇の騎士連隊は「重要情報がある」と 偽って要塞司令のシュトックハウゼンを おびき出し、これを捕縛するのだった。 行動:-4 資金:+36 獲得経験値:+8 大成功条件:悪名高き連隊(サポート) 報酬品:輸送艦/同盟 05-4 思わぬアクシデント まんまと司令部を占拠した薔薇の騎士連隊。 しかし、捕虜の一人が、わずかな隙をついて 要塞の機能をロックしてしまうのだった。 行動:-5 資金:+46 獲得経験値:+10 大成功条件:シェーンコップ(リーダー) 報酬品:ラザルス級宇宙母艦 05-5 中枢コンピューターへ 作戦を成功させるには要塞のロックを 解除しなければならない。シェーンコップらは 要塞の中枢コンピューターへと向かう。 行動:-5 資金:+46 獲得経験値:+10 大成功条件:カスパー・リンツ(キャラクター) 報酬品:陸戦兵 05-6 薔薇の騎士 ついに中枢コンピューターへとたどり着いた 薔薇の騎士連隊。ここの守備兵を突破すれば 要塞は機能を取り戻す・・・・・・ 果たしてその成否は? クエスト内容:要塞守備隊との戦闘 今回は陸戦。編成に気をつけよう! キークエスト属性:勇猛 行動:-15 資金:+140 獲得経験値:+32 大成功条件:カスパー・リンツ(キャラクター) 追加クエスト 05-1 イゼルローン要塞 帝国-同盟間をつなぐ回廊に建設された 要塞イゼルローンは、過去6度にわたって 同盟軍の攻撃を撃退し、 難攻不落と謳われていた。 行動:-4 資金:+34 獲得経験値:+8 大成功条件:第十三艦隊誕生(サポート) 報酬品:巡航艦/同盟 05-2 潜入、薔薇の騎士 ヤンは帝国兵に扮した薔薇の騎士連隊を イゼルローンへと派遣した。内部からの攻略、 それがヤンの選んだ策であった。 行動:-5 資金:+44 獲得経験値:+10 大成功条件:悪名高き連隊(サポート) 報酬品:陸戦兵 05-3 ヤンの罠 潜入に成功したシェーンコップら 薔薇の騎士連隊は「重要情報がある」と 偽って要塞司令のシュトックハウゼンを おびき出し、これを捕縛するのだった。 行動:-5 資金:+44 獲得経験値:+10 大成功条件:悪名高き連隊(サポート) 報酬品:輸送艦/同盟 05-4 思わぬアクシデント まんまと司令部を占拠した薔薇の騎士連隊。 しかし、捕虜の一人が、わずかな隙をついて 要塞の機能をロックしてしまうのだった。 行動:-6 資金:+54 獲得経験値:+12 大成功条件:シェーンコップ(リーダー) 報酬品:ラザルス級宇宙母艦 05-5 中枢コンピューターへ 作戦を成功させるには要塞のロックを 解除しなければならない。シェーンコップらは 要塞の中枢コンピューターへと向かう。 行動:-6 資金:+56 獲得経験値:+12 大成功条件:カスパー・リンツ(キャラクター) 報酬品:陸戦兵 05-6 薔薇の騎士 ついに中枢コンピューターへとたどり着いた 薔薇の騎士連隊。ここの守備兵を突破すれば 要塞は機能を取り戻す・・・・・・ 果たしてその成否は? クエスト内容:要塞守備隊との戦闘 今回は陸戦。編成に気をつけよう! キークエスト属性:勇猛 行動:-20 資金:+188 獲得経験値:+44 大成功条件:カスパー・リンツ(キャラクター) 04 第十三艦隊誕生 06 イゼルローン要塞攻略(後編)
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第二次イゼルローン要塞攻防戦とは宇宙歴769年3月に行われた帝国軍前線における最大の根拠地攻略作戦。 1 戦いの背景 2 両軍の指導者・指揮官 3 戦いの経過 4 結果及びその影響 1 戦いの背景 宇宙歴788年8月16日に行われた帝国軍 2 両軍の指導者・指揮官 自由惑星同盟 銀河帝国 ハウエル宇宙軍大将(総司令官)複数の正規艦隊司令官が動員されたものと推測される。ジェームズ・ソーンダイク宇宙軍少将(第六艦隊副司令官)エルゲン 大将級の要塞防衛司令官及び駐留艦隊司令官と推測される。あるいは元帥、上級大将級の総司令官がいたかもしれない。
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第六次イゼルローン要塞攻防戦とは 1 戦いの背景 2 両軍の指導者・指揮官 3 戦いの経過 4 結果及びその影響 1 戦いの背景 2 両軍の指導者・指揮官 自由惑星同盟 銀河帝国 ラザール・ロボス宇宙軍元帥ドワイト・グリーンヒル宇宙軍大将クレメンス・ドーソン宇宙軍中将イアン・ホーウッド宇宙軍中将ジャミール・アル=サレム宇宙軍中将アレクサンドル・ビュコック宇宙軍中将ウィレム・ホーランド宇宙軍少将ヤン・ウェンリー宇宙軍代将エリヤ・フィリップス宇宙軍中佐 グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー宇宙軍元帥トーマ・フォン・シュトックハウゼン宇宙軍大将ラインハルト・フォン・フォルゲン宇宙軍大将ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ宇宙軍大将
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薔薇の騎士連隊が要塞内で奮闘している頃、 ヤン率いる本隊は要塞攻略を支援すべく、 数々の策を展開していた。 06-1 出撃、ゼークト艦隊 シェーンコップらが要塞内部に 潜入していた頃、ヤン率いる艦隊主力は 要塞駐留艦隊を外へとおびき出そうと していた。 行動:-4 資金:+34 獲得経験値:+8 大成功条件:ヒューベリオン(サポート) 報酬品:標準型戦艦/同盟 06-2 時間との戦い ヤンはダミーを使って要塞駐留艦隊を おびき出した。騙されれたと気づいた 艦隊が引き返してくるまで あとわずか・・・・・・。 行動:-4 資金:+36 獲得経験値:+8 大成功条件:パトリチェフ(キャラクター) 報酬品:ミサイル艦/同盟 06-3 見事な艦隊運動 要塞に接近したヤンの艦隊は主砲の 射程外で無意味な艦隊運動を繰り返す。 果たしてその真意は・・・・・・。 行動:-5 資金:+46 獲得経験値:+10 大成功条件:フィッシャー(キャラクター) 報酬品:ラザルス級宇宙母艦 06-4 成功か、失敗か 囮に気づいたゼークト艦隊が引き返して くるまであとわずか。作戦の成否は 要塞内に潜入したシェーンコップたちの 働きにかかっていた。 行動:-5 資金:+46 獲得経験値:+10 大成功条件:シェーンコップ(リーダー) 報酬品:カスパー・リンツ 06-5 イゼルローン開城 ついに要塞の占拠に成功した薔薇の騎士連隊。 第十三艦隊が要塞内に入り込んだ その矢先、ゼークト率いる駐留艦隊が 引き返してくるのだった。 行動:-5 資金:+48 獲得経験値:+10 大成功条件:悪名高き連隊(サポート) 報酬品:陸戦兵 06-6 無謀なる突撃 トールハンマーによって1000隻以上を 撃沈するヤンたち。だが、ゼークト大将は ひるまず、無謀な特攻をかけて 来ようとする。ヤンは旗艦への 集中射撃を命じるが・・・・・・ クエスト内容:ゼークト艦隊との戦い キークエスト属性:艦船 行動:-18 資金:+172 獲得経験値:+40 大成功条件:イゼルローン要塞(サポート) 追加クエスト 06-1 出撃、ゼークト艦隊 シェーンコップらが要塞内部に 潜入していた頃、ヤン率いる艦隊主力は 要塞駐留艦隊を外へとおびき出そうと していた。 行動:-6 資金:+52 獲得経験値:+12 大成功条件:ヒューベリオン(サポート) 報酬品:標準型戦艦/同盟 06-2 時間との戦い ヤンはダミーを使って要塞駐留艦隊を おびき出した。騙されれたと気づいた 艦隊が引き返してくるまで あとわずか・・・・・・。 行動:-6 資金:+54 獲得経験値:+12 大成功条件:パトリチェフ(キャラクター) 報酬品:ミサイル艦/同盟 06-3 見事な艦隊運動 要塞に接近したヤンの艦隊は主砲の 射程外で無意味な艦隊運動を繰り返す。 果たしてその真意は・・・・・・。 行動:-7 資金:+64 獲得経験値:+14 大成功条件:フィッシャー(キャラクター) 報酬品:ラザルス級宇宙母艦 06-4 成功か、失敗か 囮に気づいたゼークト艦隊が引き返して くるまであとわずか。作戦の成否は 要塞内に潜入したシェーンコップたちの 働きにかかっていた。 行動:-7 資金:+64 獲得経験値:+14 大成功条件:シェーンコップ(リーダー) 報酬品:カスパー・リンツ 06-5 イゼルローン開城 ついに要塞の占拠に成功した薔薇の騎士連隊。 第十三艦隊が要塞内に入り込んだ その矢先、ゼークト率いる駐留艦隊が 引き返してくるのだった。 行動:-7 資金:+66 獲得経験値:+14 大成功条件:悪名高き連隊(サポート) 報酬品:陸戦兵 06-6 無謀なる突撃 トールハンマーによって1000隻以上を 撃沈するヤンたち。だが、ゼークト大将は ひるまず、無謀な特攻をかけて 来ようとする。ヤンは旗艦への 集中射撃を命じるが・・・・・・ クエスト内容:ゼークト艦隊との戦い キークエスト属性:艦船 行動:-24 資金:+228 獲得経験値:+54 大成功条件:イゼルローン要塞(サポート) 05 イゼルローン要塞攻略(前編) 07 帝国領進攻